「山中鹿之助」。兼好師匠。こみち師匠。春陽先生。定席初主任「曽我物語」。

3月半ばからも、駆け抜けました!

 

レギュラー出演している「なでしこくらぶ」、「連続講談勉強会」は二日続いた日程で、二日共、ネタ出しの「山中鹿之助 序開き」初演。連続講談勉強会ではトリでした。二日続けて初演の同じ演目を掛けさせて頂きましたが、ありがたい~!!一日目の反省を翌日に修正できる。一日目のみを聴いた方には大変申し訳ないですが・・・。このパターン、またやりたい・・・。(思い切り自己都合ですみません)。

 

永谷さん企画の、三遊亭兼好師匠との二人会。この枠では毎度、大先輩と組ませて頂くので、恐れ多くもありがたいです。

世の中の情勢に合わせ、18時開演で20時終演を目指す!兼好師匠が手際よく時短してくださり、それでいてお客様の満足度はたぶんバッチリ。手腕を肌で学びました!

 

写真は、すっごくおひさしぶりの柳亭こみち師匠と上原寄席にて共演!外は荒天でしたが、お席はディスタンスをとっての満員御礼☆祝真打昇進ということでトリをつとめさせて頂きました。

前座の頃、こみち御姉さんと一緒にお仕事をした思い出話などもご披露。歴史ある地域寄席で、お客様から、「琴柑さんが前座の頃から、この寄席で観てましたよ」とのお声がけも頂き、嬉しいです。

講談協会の定席は日本橋亭のトリは神田春陽先生。そして広小路亭のトリは、琴鶴でございました。春陽先生の席にも一日出演しましたが、満員札止。これは翌週プレッシャーだわ・・・でもこの情勢であまり「来てね来てね」と宣伝もできないし・・・と悩ましく、心配していましたが、無事にディスタンスをとってちょうどよく入って頂け、安堵!

二日間をやり切った直後のこの表情です!(お客様より写真をいただきました)。

 

主任はネタ出しのため、「曽我物語」のうち「箱王対面」と「草摺引き」の二題で二日間。

とても硬派な演目をチラシに出してしまって・・・二席を改めて勉強、検討、再構成。

 

「曽我」を目当てに来て下さった方はまだしも、なんとなく遊びにいらした方は寝かしつけたなあ・・・と思いつつも、

「こういうの好き!」「(琴鶴に)合ってると思う」「他の場面も聴きたい!紋づくしもぜひ!」「面白かった」「初主任にこういう演目にチャレンジしたのはよかった」などという、温かいお声がけも頂きました。励みになります。

 

昇進披露興行ではトリをつとめましたが、それ以来、初めて定席でトリをとって、感じるものも大きかったです。責任者である主任の重みを一身に。

 

その翌日は日本橋亭お江戸寄席。落語の中に講談一席っていつでもネタ選びに悩ましい!本日出した回答は「五條橋」でした☆

 

今月まだもう少し、高座でご機嫌を伺います。